1. 津波
  2. 52 view

津波の高さと危険度について考察を行ってみる。

津波に1メートル未満のものから数メートルを超えるものが存在します。
1メートル以下の津波は危険なのか、危険ではないのか?津波のしくみなどから説明を行います。

そもそも津波とは何か?

津波とは改定で発生する地震による海底の隆起、沈み、また海底における地滑りや噴火などにより波が引き起こされて、陸地に押し寄せる大波のことをいいます。

海水の上下動が大きなものであればあるほど破壊力は大きなものになります。

高波は風によって引き起こされますが、津波は海底が上下して引き起こされるため
エネルギーは津波の方が大きくなります。

津波の英語はTusnamiです。津波がそのまま英語になるように津波は古くから日本人を
悩ませてきました。

津波は風波とはそもそも違う

津波は海底の地面の隆起によって引き起こされる大波のことですが、この津波とよく似た概念として「風波」があります。風波は風が海面に吹くことにより立つ波です。

風波は1-30秒程度の周期で押し寄せますが、津波の周期は長いです。地震によって引き起こされた津波の周期は5-60分程度の長い周期を持っています。

このことは風波は30秒も経過すれば引くのに対して、最大60分程度の周期を持つ津波は
1時間もの間に途切れもなく押し寄せることになります。水が1時間の間に全くひかないことになります。

過去最大の被害を出した津波は2004年12月に起こったマレーシアスマトラ沖の大地震による津波です。200,000程度が死亡及び広報不明になったと言われています。

この周期の長さが大規模な死者を出す理由になります。

ちなみに日本最大の津波は八重山大地震・明和の大津波で確認されたもので
石垣島近辺で86.4メートルを記録しました。

世界最大の津波はやや事情が特殊なのですが、地震によって大量の土砂が
湾内に流れ込んだケースであるアラスカのリツヤ湾の津波です。

津波の最大到達高度は520メートルに達しました。

リツヤ湾の津波は陸の斜面を駆け上がる形で、到達しましたが
陸の形状、海底の地形により本来の津波の高さの3倍ー5倍の高さに
到達する可能性があります。

風波などではこのような高さに到達することはあり得ません。

このような爆発的な破壊力を持つのが津波の怖さですね。

津波の高さがどのレベルで危険なのか?

津波の高さは数十センチから、最高で数百メートルに達する可能性が
ありますが、どの程度から危険と認識をすべきなのでしょうか?

この画像は津波の高さと危険度を表したパネルの撮影です。

「津波による浸水と死亡率」と称したこのパネルは福島県いわき市のある施設に
展示されているものを撮影したものです。

東日本大震災で津波の被害を被った教訓を生かすために作られたのでしょうか?

このパネルには津波による浸水の深度と計算上の死亡率が表示されています。

1.津波深度が30cmの場合
健康な成人は何とか立てるが歩行は難しい。死亡率は0.01%

2.津波深度が50cmの場合
車やコンテナが浮き出す。何かにしがみついていれば立てる。死亡率は4.8%

3.津波深度が70cmの場合
 膝を超え、水の力が強くなる。健康な成人も流される。死亡率は71.1%

4.津波深度が100cmの場合
到底立てない!漂流物にぶつかる。死亡する確率が高い。死亡率100%

これらのメッセージからわかることは、津波は普通の高波とは全く性質が違うものなので同一視は危険であるということです。
1メートル程度の高波ですと物につかまっていれば何とか立てそうな感じがするのですが、津波の場合ですと到底立てないとあります。

普通の波とはエネルギーのレベルが違うようなので、数十センチの津波といえども油断は禁物です。

まとめ

津波は海底の地面の隆起によって発生する。高波は海面の風の動きにより、引き起こされる。
発生のメカニズムが全く違う。津波の周期は高波と比べて格段に長い

津波はケースによっては岸を遡上するケースもある。

津波の高さが30cm程度でも歩けなくなるほどのエネルギーが津波にはある。
1メートル程度の津波の場合、生存率はゼロに近い

津波の最近記事

  1. 世界一の高さを誇る津波はどのようなものか?

  2. 津波の高さと危険度について考察を行ってみる。

  3. 東京では津波が起こるのか?

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP