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火災が起きて最初にやらなければならないことは?

火災が起きたらまず何をするか?

あなたの家で火災が起きたら何をしますか?という問いに対してはあなたはどう答えますでしょうか?

すぐに家から飛び出すととか、消火器で初期消火を行うなどのアクションの他に何かやることはないでしょうか?

上に書かれたアクションは当然間違いではありませんが実はこのこと以外に優先しなければならないことがあります。直ちに「火事だ」と周りの人に知らせることです。

家で火事が起こった時のあなたはおそらく消防のプロではないでしょう。火事に関しては素人のはずです。

火が自分で消せるほどに小さい時は自分でまず消火活動を行うべきですが、自分で手が付けられないとわかったときは、直ちに「火事だ」と叫ぶべきです。

つまり自宅でこれは自分の手に負えない火事だと分かった時の対応方法は以下の通りです
①知らせる(火災報知器があれば、ボタンを押す。火災報知器が近くにない時は電話をする)
②消す(消火器で初期消火)
③助ける(体の不自由な人、乳幼児、お年寄り)
④逃げる(天井に火が燃え移った場合にはすぐに逃げる)

です。

火事が起きた時、まず大事なのは通報すること

火事が起きた時は自分で何とか火を消そうとして、煙に巻かれて窒息したり、逃げ遅れて焼死したりします。特にお年寄りほど自分で火事をなんとかしようとして手遅れになるケーが非常に多いです。自分の不始末で火災を引き起こしてしまった場合は特にそうです。
自分で起こした火事なので何とか自分で後始末をしなければならない。。という意識があるのでしょうか?そこがまだまだ思考が固いところなのだと思いますが。。

目の前で炎が激しく燃え上がるのを見た場合にありえないことが起きたと気が動転して頭の中が真っ白になってしまうのです。

「大変なことが起きた」「どうしたら良いのか」「火を消さなければ」「逃げなければ」ということが頭の中でぐるぐると周り、何をすれば良いか全然わからなくなっていまうケースが多いのかもしれません。

目の前で炎が舞い上がると恐怖と驚きで頭が真っ白になり、何をすればよいか思考が固まってしまいます。その時は大声で「火事だ!」と叫ぶと息を吐ききることができ、落ち着きを取り戻し、何をやればよいのかと思考を取り戻すことができます。

いつ逃げるべきか?

火事が起こったら直ちに逃げなければならないがいつが逃げるベストのタイミングなのでしょうか?叫ぶ暇もないほど火災が差し迫った状態とはいったいいつなのでしょうか?

正解は天井に火が燃え移った時です。天井に火が燃え移るということは天井の木材が燃えるほど室内の温度が上昇しているということだからです。

家屋の木材の柱などは高いところにあるのでなかなかなかなか火が付きにくいところにありますが、天井に火が燃え移るということは室内の温度がかなり上昇していると考えられます。

通常木材のは水分を含んでおりますので熱が加えられてもなかなか100度以上にはなりませんが、水分が蒸発するにつれて100度は簡単に超えます。100度を超えて260度以上になると木材から分解ガスが発生して点火するだけで簡単に火が付きます。

ガソリンでも灯油でも同じなのですが物体や液体から発せられる可燃性の分解ガスが燃焼するのであり、物質や液体自体が燃焼を始めるわけではないのです。木材はもともとは水が含まれていますので、温度が上がって分解ガスが発生するまでに時間がかかりますが
木材内部の水分が抜けきり、点火を始めたら、火を近づけるだけで勢いよく炎上を始めます。

室内で火事が発生して天井にまで燃え広がり始めた場合は室内の温度も急上昇して
いますので、ちょっとしてことで大きく火災は拡大します。

バックドラフト現象やフラッシュオーバー現象が起こる可能性が十分にあります。

バックドラフト現象とは火災が起こっている家屋のドアをあけたりして何らかの理由で風が吹き込んだ場合、急激な空気の供給が行われて爆発的な燃焼が起こります。室内で燃焼が継続して十分に部屋の温度があったまっていることがこの現象の前提になります。

フラッシュオーバーとは天井や煙からの放射熱により急速な燃焼の拡大が起こることを言います。数秒のうちに室内全体に猛烈な勢いで広がる現象です。

このような現象がが起きる前に一刻も早く火事から逃れるべきです

火災発生の際の行動手順はこれだ!

これまでのご説明を踏まえて、火事の際の具体的アクションは以下のようになります

1.火事だ!と大声で周り人に知らせる

2.火災報知器や電話で消防署に通報すること

3.お年寄り、子供、乳幼児を、病院を安全な場所に移動させる

4.消防隊到着まで消火器などで初期消火

5.天井に火が回った段階で、避難開始

という手順になります

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